楽しすぎるをバラまくプロジェクト instagram   facebook   twitter

手のひらサイズの標本いろいろ

標本箱のつくり方

標本箱つくりの解説です。少し時間はかかりますが、がんばってつくってみましょう!

1.材料の確認と準備

キット材料   はじめに標本箱の材料を確認してください。
表紙の紙または布1枚(写真のものとは違う場合もあります)、グレーの台紙(正方形2枚、細いもの1枚)、裏表紙1枚、木枠の板4枚です。
*木枠の縁がささくれてる場合がありますので、ケガをされないよう気を付けください。
準備するもの   事前に各自で準備していただくものは、木工用ボンド、両面テープ、紙切りハサミ、つまようじです。

2.表紙のつくり方

台紙   台紙のボール紙です。
台紙に両面テープ   台紙に両面テープを貼ります。台紙は紙に覆われて見えなくなりますので、だいたい貼れていればOKです。
表紙の裏表確認   表紙の紙のオモテとウラを確認します。オモテもウラも区別がつかない場合には、どちらでも大丈夫です。
台紙を配置   表紙の裏面を上にして、台紙を配置してみます。真ん中の隙間は約3mmにしてください。
置き場所が決まったら、真ん中の背表紙から両面テープの保護紙をはがして貼ります。残りの正方形の台紙も背表紙を目安に貼ります。
角を斜めに切り落とし   台紙を貼り終えたら、表紙のカドの紙を斜めに切り落とします。その際、少し隙間を開けてください。
角のポイント   切り落とす際の隙間は2mmほどです。
後で折りたたむときに台紙の角をくるむため必要になります。
表紙の折り曲げ   台紙に合わせて、表紙の紙を折り曲げます。折り曲げた部分にボンドを塗るため、貼りやすくなります。
ボンドをつける   長辺からボンドをつけます。
ボンドを広げる   ボンドを指で広げましょう。
角の処理1   角の処理の仕方です。角の輪になった部分(折り曲がった部分)を
角の処理2   つまようじなどで押しつぶし、
角の処理3   内側に折りたたむようにします。包装紙で包む要領です。
短辺にボンドを塗る   短辺にボンドを塗り広げて台紙に貼ります。
角の処理完成   角が折りたたまれて、きれいに仕上がります。
表紙の貼り終わり   表紙と台紙が一体化しました。
台紙に両面テープを貼る   次に、背表紙の内側と折りたたむ部分の内側に両面テープを貼ります。裏表紙がきれいに固定されます。
裏表紙に両面テープ   裏表紙の紙も表と裏を確認します。分かりにくい場合にはどちらでも構いません。裏面の角に両面テープを貼ります。
表紙と裏表紙の配置   表紙に裏表紙を配置し、まわりの余白を確認してください。
表紙と裏表紙を貼る   両面テープの保護紙をすべてはがし(台紙の真ん中部分も忘れずに)、先ほどの余白を目安に裏表紙を貼ります。
折り曲げて整える   貼り終わったら、折り曲げて形を整えます。
表紙の完成   これで、標本箱の表紙の完成です。


3.木枠と標本箱の完成

木枠4枚   木枠の板は4枚あります。
L字に貼る   2枚をL字にしてボンドで貼ります。乾くまで少し時間がかかります。はみ出したボンドは、乾く前でしたら、つまようじで取ることもできます。
同じ方向に配置   L字の木枠が乾いたら、4枚の板が同じ方向を向くように配置します。
木枠完成   正方形になるようボンドで貼ります。ボンドは乾くと透明になりますので、多少はみ出しても気にしなくてよいです。気になる方は、つまようじではみ出し部分を取ってください。
木枠を配置   木枠が乾いたら、標本箱の表紙に配置してみます。標本箱の形に閉じてみたりして、貼る場所を決めてください。
木枠を表紙に貼る   木枠の底にボンドをつけて表紙に貼ります。位置決めはボンドが乾く前に微調整しましょう。
標本箱の完成   ボンドが乾いたら標本箱の完成です。
形が安定するまで、重しを乗せておきましょう。